2009.02.05 Thursday
MBA受験生に大人気!
楽天でご活躍中のマッキンゼー時代の同僚から
『抜擢される人の人脈力』がMBA受験生に受けています。 エッセイを書くのに、自分の売りを見つける・表現するという話しが、はまっているんですね。という情報をいただきました。 MBA受験中の方の生声によると以下の通りとのこと。
人脈とはなんぞや、わかりやすい言葉で すっと頭に入ってきました。なるほど、エッセイにも「自分とはなんぞや」 を表現する必要があるので、かなり為になりました。 (中略) MBA受験仲間に紹介したところ、皆、絶賛しておりました。ちなみに、ここで言う「エッセイ」とは、MBA受験のために書く「志望動機書」のような小論文のこと。GMATやTOEFL、推薦状など他の要素もあるものの、この「エッセイ」の出来不出来で大方の合否が決まるといえるような重要な要素です。 Harvard は問題数が多いとか、Stanfordはテーマ設定を比較的自由にでき問題数が少ない、とか、多少の差はあるものの、たいていの学校が、以下のような質問に対するエッセイから数問を回答する形式になっています。
・なぜMBAで学びたいか、なぜこの学校で学びたいのか ・この学校でどのような貢献ができるか ・ビジネス上での三大実績は何か、なぜそれが重要か ・グローバルにリーダーシップをとった経験は何か ・失敗経験と失敗経験から学んだことは何か ・倫理的ジレンマの経験は何か ・長期・短期のキャリア目標は何かご覧頂いておわかりの通り、確かに『抜擢される人の人脈力』の「人脈スパイラル・モデル」の5つのステップの説明と合致している項目が多いのです。
・自分は何者か=自分のタグは何か ・自分はどんな実績とポテンシャル能力を持っているのか=説得力のあるコンテンツは何か ・キャリアの志向は何で、どう自己実現し、どのように社会に貢献したいのか=目指す人脈レイヤーの1つ上、2つ上の姿は何かそれもそのはず、MBA受験におけるエッセイとは、そのビジネススクールに自分を抜擢してもらうための「購買支援の説明書」。「自分を合格させたら、現役中も卒業後も、こんなにオトクですよ〜」とアピールするための資料なのです。 もっと現実的には、admissionの担当者が「こんな良い材料があるから、この人を合格にすべきだ!」と推薦してくれるだけの「購買支援情報」を揃えて提出する、というものです。 従って『抜擢される人の人脈力』で書いた、抜擢してもらうためには、「購買支援の発想で、自分の強みや志向を棚卸する」というプロセスを、実践して言語化する作業こそが、「エッセイを書く」ということなのです。 *** ちなみに、私は過去7年くらい、MBA受験をする方たち数名のエッセイ作成のアドバイスをボランティアでしているのですが、例年見受けられる「失敗パターン」というのは、自分の販売促進に走りすぎのパターンです。 「自分を採用して下さい、ぜひ。」というタグばかりが並んでいて、「自分を採用するとなぜお得か」という学校側にとっての購買支援の説明が不足しているパターン。タグはあるけれど、タグを立証するだけの「コンテンツ」が説明しきれていないので、「学校側から客観的に見て、あなたが学校にどう貢献できるのかがわかりにくい」というケースです。 アメリカ人は、自分プレゼンテーション的なことを求められる局面が小さい頃から多いため、「相手目線に立ったら、何を説明すべきか」を自然に考えられる人が多いようです。 従って、例えばHarvard Business Schoolに送られていくる一万通のエッセイの中で、日本人のエッセイは、相対的に「浮かび上がりにくい」と言われ、 合格する800人に選ばれるのがナカナカ難しいという結果になってしまっているようです。 *** 「100年に一度の不況」と言われていますが、こういう時期には、ビジネススクールの倍率は、非常に高くなります。 9.11のテロ後の年もそうでしたが、Wall Streetなどから優秀な人材があふれているということや、あまり前向きな成長に資するような仕事がないと思われ、「景気が回復するまで、学校へ避難し、勉強し、将来に備えよう」という"Back to school"という人が、急増するようです。 合格のための競争がますます厳しくなる中で、MBA受験をする方(アメリカの学校に限らずだと思いますが)にとって、『抜擢される人の人脈力』の実践的な自分棚卸ノウハウが、少しでもお役に立てば、本当に嬉しいと思う次第です。 今年欧米のビジネススクール受験をされている方々、そろそろ最終締め切りの学校が多いかと思います。せっかくのチャレンジの機会なので、ぜひがんばってください。 プロノバ 代表取締役 岡島悦子
| - | 18:00 | - | trackbacks(1) |



