2008.12.23 Tuesday
書評のご紹介10:井上和幸の「志高き経営者を科学する日誌」より
グロービス時代の同僚で、今は私と近しい業のリクルートエグゼクティブエージェントのMDをされている井上和幸さんが、井上和幸の「志高き経営者を科学する日誌」で、『抜擢される人の人脈力』をご紹介いただきました。
【井上和幸の「志高き経営者を科学する日誌」】 『抜擢される人の人脈力』『デキる人は皆やっている 一流の人脈術』 より 私とも同業であるエグゼクティブサーチ業に携わる中での戦略的人脈形成フレームワークについて著した一冊。 「人脈スパイラル・モデル」 1.自分にタグをつける 2.コンテンツを作る 3.仲間を広げる 4.自分情報を流通させる 5.チャンスを積極的に取りに行く を軸に、具体論が提示されており、できるビジネスリーダーなら自身のステップを即チェックし、チューニングかけるべきところは即チューニングするだろう内容です。 我々の目線は「いかに声が掛かるか」という軸でその方のバリューを見るところがあります。 そのための骨格に光を当てた好著ですね。 できるリーダーには抜擢の声が掛かり、そこで背伸びをしつつ成果を出し、 それによって一段上のレイヤーに登り、またチャンスをつかみ、成果をだす。 プロ経営者やファストトラッカーのリーダー人材なら、必ず行っているキャリア形成のフレームワークが、明快かつ論理的に解説されています。 「声が掛かる」というプル型の事象を、いかに自ら仕掛けるプッシュ型アクションとして動くか。 こういう仕掛け処にこそ実は、勝ち組・負け組の格差が潜んでいることに気付かねばなりません。私も、よく「どうやったら、ヘッドハンターに声をかけられるようになるのですか」という素朴な疑問を投げかけられることがあります。(答えはもちろん、本の中にしっかり書かせていただきました!) 私たちのような、企業(経営者・株主)の代理人として、「声をかける側」 の行動は、あまり知られておらず、従ってその理論というのは、 今まで暗黙知になっている部分が多かったのではないかと思います。 今回の本では、私のような「声をかける側」の仕事を沢山している経験を、あえて「形式知」化に試みたものです。 読者のみなさんに「抜擢する側の視点」を疑似体験していただき、自分が抜擢されるためには、どう自分マーケティングをするべきか、を考えていたこうという趣旨とも言えます。 また、井上さんの書かれた通り「こういう仕掛け処にこそ実は、勝ち組・負け組格差が潜んでいる…」という所を、事例ベースで見ていただこうと思った次第です。 そういった意味で、事例を沢山見ておられる井上さんにもご評価いただけ、嬉しい限りです。 井上さん、ご紹介、ありがとうございました! プロノバ 代表取締役 岡島悦子
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