ヘッドハンター 岡島悦子のインサイト
超久しぶりエントリー:成長の新しいホライズン×人材(その1)
昨年後半は、ブログに書けないような極秘プロジェクトばかりが山積みとなり、ここの所は、twitterに少しずつつぶやく、ということをしていたら、ブログが9か月ほども休眠となってしまっておりました。

その間に、このブログを訪れて下さった多くの皆さま、本当にごめんなさい。世の中のイケテル皆さまのようにブログとtwitter、うまく併用していくようにしていこうと思いますので、時々ブログの方も覗いてみていただければと思います。

【最近の経営課題の傾向】

2008年秋のリーマンショック以降、私も多くの企業の「再生」のお手伝いをしてきました。再生局面にある企業に、企業を取り巻く「しがらみ」の薄い「経営のプロ人材」を投入し、新しい経営チームの下、財務リストラ・事業リストラ等の外科的手術をしていただく、そのための人材を選んだり、経営チームを組成したり、といったお仕事です。

ところが、2010年に入り、少しずつ潮目が変化してきたように感じています。

先行きが不透明で「閉塞感」でいっぱいいっぱい、という企業も多いかとは思います。しかしながら、世界経済の回復に牽引され、回復モードに入りつつある日本企業も一部出てきているようです。

こうしたある意味少し余裕がある企業の経営者から、最近次の成長シナリオのために相談のって欲しい」という依頼が増えています。

事業モデルを再構築した企業、潜在的成長領域にシフトする企業、海外(特にアジア)への展開を強める企業等、次の成長のホライズンに向かっての大きな戦略の方向性は描けている企業です。

大きな戦略の方向性は描けたものの、これから持続的成長を実行する次世代経営者を「人材発掘」「人材育成」したい。企業風土も「常にイノベーションが生まれ続けるように」変革したい。いわば次世代に向けて「仕込み」をしておきたい、というオーダーが増えてきているのです。

具体的には、どの企業も「外部環境の変化に応じてスピードを持って戦略実行できる自律型人材を作りたい」というオーダーです。

特徴的なのは、こうした「次の成長の源泉を創る」という前向きなご相談を下さるのは、企業の大小を問わず多くの場合オーナー経営者が多い、という所です。

***

書き始めたら、またまた相当長いブログになりそうな予感がしてきました…。

ということで、実際、このお題に対して、どのような打ち手を展開していっているのか、具体的には「次世代経営者の社内発掘」ということなのですが、これについては、次号でしっかりと記載してみたいと思います。

それでは、本日はこの辺で。

プロノバ代表取締役

岡島悦子

| - | 20:06 | - | trackbacks(0) |
産業革新機構 支援基準へのパブリックコメント
7月に立ち上がる産業革新機構の支援基準について、パブリックコメントを募集中とのことです。

産業革新機構の支援先を決めるクライテリアについての意見を、広く募集する、というもの趣旨のものです。

産業革新機構については、7月から本格稼働するようですので、今の所、CEO、COO、「産業革新委員会」委員長、の3人の方の人選が発表されているのみ。

本来であれば、主たるinvestment professional、特にMD ( Managing Director)の方々が内定した所で、投資戦略を討議・決定・合意し、支援基準はその後に発表する手順になるべきだとは思うのですが…

既存のバイアウト・ファンドやVCファンドは、投資先の業績が芳しくなくファンド業績が厳しい所が多いようです。その結果、リスクマネーの出し手が減っている昨今、産業革新機構の担うべき役割と存在意義は、とても高いのではないかと思っています。

この機構の機能に期待をしており、せっかくであれば意義深い機構を創るべきだと思っておられる方々、ぜひ、批判ではなく建設的な「意見書」を出されると良いのではないかなと思います。

締切は、ナント、明日6月17日の18時です。私もこれから、何か書いて提出してみようと思っています。

プロノバ 代表取締役 岡島悦子
| - | 10:51 | - | - |
IVS Spring 2009 :「不況に打ち勝つビジネス力」パネル終了!
本当に久しぶりのエントリー。

産業活力再生特別措置法(産業再生法)改正案が4月末に成立し、産業革新機構の実現が本格化してきた、ということ等々で、なかなかオープンにできない仕事に忙殺されていました…

また、第二創業、変革局面にある企業も多く「こんな時期だからこそ思い切って経営チームを再強化したい」というご相談も急増。経営チームの診断、組織内の抜擢のしくみ構築、役員合宿の企画やファシリテーション、といった仕事も増えています。

「とにかく一度相談にのって〜」という経営者やファンド担当者からのラブコール(お金にならないことも多いのですが…)が増えている今日この頃。

ということで、ブログ更新ができていなかったのですが…

***

半年に一度恒例のIVS(Infinity Venture Summit) 2009 Springというカンファレンスで札幌に来ています。

2004年に11月に始まった旧NILS(New Industry Leaders Summit)から数えて、計10回目というイベントです。

私自身は、一度お休みしてしまったので、9回目の参加。そこで「ブログ更新していないみたいだけれど、最近何やっているの???」と、久しぶりに会った経営者の何人もから指摘されてしまったので、

小心モノの岡島としては、一応、ご報告がてら、今回モデレーターをさせていただいたパネルについて、アップしようと思った次第。

パネルの概要は、以下の通り。

Session 3-a: なぜあの企業は伸び続ける?

         〜不況に打ち勝つビジネス力

(Speaker)

 オプト 取締役会長CSO 海老根智仁氏

 オイシックス 代表取締役社長 高島宏平氏

 カカクコム 取締役COO 安田幹広氏

 オールアバウト 代表取締役社長兼CEO 江幡哲也氏

 パンアジアパートナーズ 代表パートナー/代表取締役 椿進氏

(Moderator)

プロノバ 代表取締役CEO 岡島悦子
「100年に一度の(金融)危機」といわれる経済の中、ベンチャー業界全体に対し、以下のようなことがよく言われています。(採用マーケットでも、候補者に以下のような理由で断られることも多い)

 ・ベンチャー企業全体に元気がない

 ・米国では不況の時期には、優良ベンチャーが出現するのだが、日本ではそういった兆しがない

 ・VC自身も既存の投資で業績悪化しているものが多く、投資意欲が激減している

 ・IPOマーケットも冷え切っていて新規上場件数も激減している

  (上場基準の厳格化の要素もあるが、結果は以下の通り) 
  (パワーポイントが見にくい場合には、クリックしてください)

ということで、パネリストの皆さんには、以下のような質問をさせていただきました。

なぜあの企業は伸び続ける? 不況に打ち勝つビジネス力

1. 不況に左右されないビジネスモデルにできている理由

(しくみ、ローコストオペレーション、資本政策など)

2. 不況を、逆にチャンスと捉え、進めている施策

(不況が追い風になる事業の強化、顧客特性の変化による新規事業、M&Aなど)

3. 不況に入って強化した施策

 (資金手当て、コスト削減、人材強化など)

具体的なご回答の内容については、オフレコとのお約束の部分が多いので、ここでは控えさせていただきますが、以下のような点について、具体的にご説明いただいた次第。

・創業当時から景気変動に左右されにくいしくみ・プラットフォームを構築してきたことが、今開花してきている

・この不況の時期だからこそ、「今までやれなかったような改革」に着手してみている

・他社との業務提携が、事業シナジーだけでなく、組織の中での健全な競争といった期待以上の効果を生んでいる

・暗いニュースばかりが取り上げている中、「賢い消費」や「自分らしい生き方を支援するニュース」などに消費者の視点が移ってきている。それを踏まえて「しかける」ことで、メディアなどにも取り上げられ好循環が生まれている

・内需の爆発的な拡大は今後も難しく、グローバル、特にアジア市場を視野に入れる必要が益々あるが、参入・M&Aに際しては失敗事例も留意点も多い
その他、パネリスト同志での相互質問もしていただきました!

IVS出席者も、さすがに10回目ともなると世代交代が起こっており、企業ステージの若い企業の経営者や、事業責任者クラスの方々も増えています。そのためか、こうした経営パネルの内容自体が参加者の皆さんの関心事項と若干合致しないのかもしれない…とも思えます。ともあれ、こういった相互質問のやりとりは、概ね控室でのトークのほうが盛り上がったりするものですね。

会場からのご質問もいただき、最後にパネリストの皆さんに一言ずつコメントをいただきました。
・「不況だから」と悲観しすぎるのはそろそろ止めて、ポジティブなスタンスで勝機をさぐる方向に行こう

・冷静に差別化の要因を磨き、情熱を持って勝ち続けるまでやり抜こう

・グローバルなメガベンチャーを目指して行こう

・ベンチャー業界全体で、過去の教訓や学びを相互に共有し、共創しながら盛り上げて行こう
といった極めてポジティブなメッセージが、皆さんから上がってきました。

私自身も、「ベンチャー業界はもう駄目だ」などという人に会うと「何を根拠にそんなことを?」と熱くなってしまったりします。

親友の渡辺千賀ちゃんも「日本人は、なぜそんなに悲観的なのか。世界同時不況などという話を心底信じているのか」と不思議がっていましたが…

とにかくこうしたカンファレンスが、経営者同士が知恵の共創をできたり、視野が広がったり、友人・知人などに刺激を受けて「自分の会社も頑張らねば」といった勇気をもらったり、という「きっかけ」になれば、本当に意義深いことだと思います。

そして、次世代を牽引するメガベンチャー企業の事例が輩出されることこそが、一番のベンチャー業界全体の盛り上げになるのだろうと、再認識した次第です。

パネリストのみなさま、本当にありがとうございました!

小林さん、田中さん、小野さん、そしてNILS/IVS関係者の皆さん、

IVS10回目、本当におめでとうございます。本当に

「継続は力なり」

ですね。

これからのIVSも、良い形での継続、そしてさらなる発展を、心からお祈りしています。

プロノバ 代表取締役社長 岡島悦子

p.s. 以下、最後のほうに投影したスライドです。Amazon Google Sunなどに投資した米国の伝説のベンチャーキャピタリストが、2008年11月に投資先のベンチャー企業経営者に向けて発信したメッセージです。ご参考まで

| - | 07:47 | - | trackbacks(60) |
今、採用を加速したいベンチャー経営者がすべきこと
【ベンチャー経営者のお悩み】

アドバイザーをさせていただいているベンチャー企業の経営者などから、最近沢山の御相談をいただく。

「100年に一度の金融危機」の影響も大きく、VCから「今はとにかくCashを大事にしてください」と念を押されているという。こんな時代だから資金調達は大変ではあるし、ごもっともな意見である。

ただ、経営者の最大の悩みは、「このままでは縮小均衡に入ってしまうのではないか」というもの。

設備投資や広告はもちろん。人材の採用も凍結してしまうのでは、せっかくVCからリスクマネーを入れてもらって、加速度的にビジネスを広げようとしていたのに、経営資源を縛られたままでは、それも立ち行かない…。

【ベンチャー企業の採用の現場では】

採用凍結をしているベンチャー企業が多い中で、継続的に採用をしている企業には、応募は多い。今まで「こんなレベルの人は受けに来なかったのに」という2レベルくらい上の人材が、応募してきている例は多い。特に、これはマネジャー以上人材のセグメントに顕著である。

それもそのはず、12月末には、外資系やコンサルティング会社などのプロフェッショナルファームなどでも、人員削減が行われ、人材市場への人材供給が増えている。

一方で、こういう時代には「現有戦力の生産効率をあげることで耐え忍ぼう」という企業が多く、「採用凍結」をしている企業も少なくない。

従って、完全に「供給>需要」という構図ができあがっているわけである。

但し、「応募は多いのだが、結局のところ採用数が増えない(≒面接に経営資源は沢山使っているが、結局、うちに来ないで、他に行ってしまう人が多い)」というケースも多いようである。

「一億総コンサバ化」と私は呼んでいるが、安定した企業とベンチャー企業の双方からオファー(内定)をもらった場合、安定した企業の方を選択してしまうケースが多い。安定した企業の方のポジションや権限が、たとえ小さかったとしても、そちらを選んでしまう人が多いのが、最近の傾向である。

【こういう時代下のオススメ】

こういうお悩みを抱えるベンチャー企業の経営者に、私がお薦めしているのは「旧知の知人発掘作戦」

昔の同僚、昔のお客さん、昔コンサルティングしてもらったといった「いつかはこの人と一緒に働きたいなぁ」と思っていた人に、再度声をかけ「口説く」作戦である。

まずは3人思い浮かべてもらって、一人一人とランチミーティングをアレンジしてみる。この時、ベンチャー経営者も必ず一人で行くことが、ミソ。

「そんなこと、とっくにやってますよ」という方もいるのだが、よく聞いてみると「昔一度口説いて、断られた経緯がある」という程度。

実は、その頃とは、同社は規模もドメインも変わっている、といったことも少なくない。経営者側も、いくつかの修羅場を経験して、(僭越ながら)格段に成長しておられる。ましてや、相手側の状況も変化している可能性もある。

楽天の三木谷さんは、企業ステージが変化していく中で(ステージに合致した)友人・知人を口説き入社させておられるので有名。

その何人かにお話を伺うと「何年もにわたり、継続的に口説かれていた」とのこと。中には約10年にわたって口説かれていたという方もおられる。継続は力なり。こういうことの積み重ねが、あとから「じわっと」効いてくる。

先の不透明な時代だからこそ、何が起こるかわからず、特にベンチャー企業では、事業戦略を大きく変革することを余儀なくされる可能性も高い。そんな時代に、自分の参謀となってくれるような「価値観が近い人」「働きぶりや働き方のスタイルを知っている人」と働きたいと思っている人は多いはずである。

一方、口説かれる側の立場に立ってみれば、「口説かれる」というのは悪い気がしないはず。その方の置かれている環境上「今はタイミングが悪い」と断られる場合もあるだろう。

だが、「他に誰か思いあたる人はいないか」と聞いてみる手もあるし、「また機会があったらお互い声を掛け合う」という約束をしていることが、意外に花開いているケースもある。

***

年間300人くらいの方のキャリア関連のご相談にのっているが、その方々の最大の問題は「転職先のDD(Due Diligence)ができていない」こと。

投資をしたりする時には、あれだけ入念なDDをする経営者たちも、数回の面談で意思決定してしまう。少なくともここ5年、場合によっては自分の一生を決めるかもしれない決断を、計5〜20時間くらいの「目利き」で決めてしまう、ということ。

もちろん私たちのようなヘッドハンターの目利きを信じてくださっている方も多い(感謝)。

しかしながら、この仕事を長年やっていると、経営者(場合によっては株主)と候補者の「根っこの部分での価値観」が刷りあっていることが本当に重要であると痛感している。

私の場合には、その部分がすり合わせできるまで、何度も何度も、何人の方とも、面談や会食などを繰り返していただいている。

***

その点、「旧知の知人発掘作戦」は、少なくともお互いの人物に対するDDは、ある程度は終わっている所に、大きなアドバンテージがある。ましてや、経営者が「この人とは一度一緒に働いてみたいと思う3人」に思い描いたということであれば、信頼感の醸成はとても速いはずである。

この際に重要なことは、「一緒に働いたことがある」といった固定概念はいったん忘れ、(コンフィデンシャリティには留意してもらうことを約束してもらった上で)

  ・自分たちが成し遂げたいと思っている世界観とその背景

・大事にしたい価値観

・認識している課題

・相手に期待したい期待感

を本音ベースで語り、理解してもらうことではないかと、私は思っている。ともすると「一緒にやりたい」という気持ちが先行して「本音」で語れていないケースも散見するし、「口説こう」という気持ちが先行して「現在の問題点」ばかりを話してしまうケースも多いように見受けられる。

一見遠回りのように見受けられるが、上記のようなことを理解してもらって、候補者の方が「自分の価値観や問題意識」と当事者として紐づけられるなぁと思い納得する、というのが「説得」のプロセスなのではないかと思っている。

***

ランチの値段も時間も、無駄な面接を繰り返すことに比べれば、費用対効果は高いと思われる。

採用に至らなかったとしても、顧問やアドバイザーとして係わってくれるかもしれない(実際そういった事例は多く、また、そこから社員化している事例も多い)。

ビジネスのアイディアや発想の転換のアイディアが浮かぶかもしれない。

こんな時代、大量に採用をすることは難しいかもしれないが、ピンポイントで参謀や次世代のホープを採用したいと思っている方は、

だまされたと思って、3人の候補者をリストアップし、ランチを試してみていただくことをオススメする次第である

プロノバ 代表取締役 岡島悦子
| - | 14:18 | - | trackbacks(34) |
祝 第三刷決定『抜擢される人の人脈力』
お蔭さまで、『抜擢される人の人脈力』の再増刷、第三刷が、先週決定しました!

いろいろな企業の幹部研修で、リーダーシップの講師などさせていただいているのですが、私をご存じない受講者の方の中にも「書店でその本を見たことがある」といってくださる方が増えてきています。

多めに扱ってくださっている「リアル書店さん」も増えているようで、嬉しく思っています。

年度末でお忙しい方が多いかと思いますが、年始同様、年度初めに自分の一年の目標や自己実現目標の再設定をされる方も多いのではないかと思います。

4月から新しい節目を迎え、新しいコミュニティでの人脈構築方法を考えたい方、新しいコミュニティにおいての自分の立ち位置・ブランディングを考えたい方に、お読みいただきたいと思います。

そして、何より、4月から新しいチャレンジをしようとしておられるような部下、後輩、の方がいらしたら、「あなたの活躍を心から応援しています」という意味で、本書を「ギフト」としてお贈りいただけるようであれば、本当に嬉しい次第です。

この4月から人脈レイヤーがあがる方も多いのではないかと思います。新しい能力開発と人脈開発目標に、戦略的&積極的にチャレンジされる方が増えることを祈る次第です。

プロノバ 代表取締役 岡島悦子
| - | 15:08 | - | trackbacks(4) |
朝日新聞日曜版 書評に掲載いただきました!
だいぶ遅くなってしまって恐縮ですが、、2月15日(日)の朝日新聞 朝刊の書評覧に『抜擢される人の人脈力』の書評を取り上げていただきました。

2009/02/15 朝日新聞 朝刊 12ページ (ビジネス)

(梶山寿子 ジャーナリスト)

抜擢される人の人脈力 岡島悦子著

  「戦略的に自分を売り込め」

書評の内容は、asahi.comの記事↓でも、ご覧いただけます。

今まで、ネット書店での売上が先行していましたが、お蔭さまで、リアル書店の売り上げのほうも伸びてきたようです。

ありがとうございます。

プロノバ 代表取締役 岡島悦子
| - | 14:45 | - | - |
日本版ミニダボス会議:G1サミット
週末、某所(東北地方のスキー場)で行われたG1サミットに参加してきました。

政治家、経営者、経営関連のプロフェッショナル、学者、ジャーナリスト、文化人など、40代中心の各界のプロ100人が集まるカンファレンス。元ドコモの夏野さんが「日本人には珍しい、議論好きな人の集団」と(ほめて)言っておられた通り、2日間、山奥に缶詰で熱い議論が行われました。

***

私自身は、「日本経済を元気にする処方箋」というテーマ全体セッションのモデレーターをさせていただきました。

パネリストは以下の通り

「日本経済を元気にする処方箋」とは

【パネリスト】

A.T. カーニー日本代表 パートナー 梅澤高明氏

リヴァンプ 代表取締役・代表パートナー 玉塚元一氏

衆議院議員 西村康稔氏

ワークスアプリケーションズ 代表取締役最高経営責任者 牧野正幸氏

【モデレーター】

プロノバ 代表取締役社長 岡島悦子

ご覧いただいておわかりの通り、コンサルタント、投資家、経営者、政治家 という業界横断のパネリスト。それぞれのお立場から、今回のカンファレンスの統一テーマである「2020年の日本と世界」について、具体的な提言をしようという試みです。

実質的な議論をするために、なるべくリアルな本音トークをする、という趣旨から、原則オフレコ。したがって、内容については差し控えますが、

・世界の多極化と競争の激化、人口減少と人口構造の変化、という環境下で、2020年までの中長期に、日本経済はどのような成長シナリオを描くべきか

について、様々な視点から、ご意見を伺いました。

75分という限られた時間の中、広範な難易度の高いテーマであり、セッションとしての具体的な提言をまとめる、という所までは、さすがに行きつけませんでした。

しかしながら、さすがに一流のコンテンツをお持ちのパネリスト、経験に基づくリアルな話も含めて、多岐にわたる問題意識と解決の糸口をテーブルにのせていただき、議論していただくことができたと思っています。

パネリストの皆さま、ありがとうございました。

***

今回の2日間の議論を通じて、深く感じたことは「世代の責任」

高度経済成長を支えてきた我々より上の世代のビジネスモデルは、世界経済の多極化への対応という意味では、残念ながら機能不全になっている部分もあります。

一方、私たちより少し下の世代は、よくよく話を聞いてみると、「生まれてこの方、日本に生きていられるなんて最高!なんて思えたことがないですよ…」とのこと。バブル時代に学生生活や新社会人生活を謳歌できた最後の世代(?!)である私たちとは、「社会の恩恵にあずかった感」がかなり違うようなのです。

冗談はさておき…、日本には、素晴らし技術や人的資源・現場力といったものが培われてきていたわけですが、その素晴らしい資産が積み上がったために慣性の法則が効いてしまい、既存の枠組みから脱却できず、いわば過去の資産を食いつぶしながら暮らす、という方向に進んでしまっているような気がします。

100年に一度の「金融」危機の影響で、「改革は間違っていたのではないか」という議論や、「富の再配分」的な情緒的な議論ばかりがなされているような気がするのですが、縮小均衡の議論ばかりをしている間に、日本以外の国は強いリーダーシップの元、抜本的な構造改革に着手している状況です。

日本も、これからの内需減少の時代に向かって、ぬくぬくとパラダイス鎖国している場合ではなく、

・今持っている資産(基礎技術・人的資源・現場の強さ)を最大化する方策を考える

・業界再編推進・新産業創造が促進されるような環境整備=「出る杭」的な企業や人材の足を引っ張らないように、多様性を認め、メディアも含めて良い事例を積極的に発信していくしくみを考える

ことの必要性があるのではないでしょうか。

既得権益にしがみついて人生を終えられる年代でもなく、日本経済の最も恩恵にあずかってきた我々世代こそが、もっとアクティブに声をあげ、実効性のある戦略を描き、具体的なアクションを推進していかなければならないのではないかと、強く感じた次第です。

***

今回のカンファレンスでは、京都大学の山中教授の「iPS細胞の開発と可能性」の基調講演に、私を含め、多くの参加者が「勇気づけられた」のではないかと思います。(山中先生の研究者とは、思えぬユーモア感とお人柄(キャラ)にも深く感動!)

あの場にいた皆さんが、「こういった素晴らしい技術の開発と応用の実行に、何か自分も協力できることはないのだろうか」という共創の気持ちが、自然とわきあがったのではないかと思います。

中長期的な国家戦略の構築と実効性のある政策の必要性に加え、こうした「日本には競争力の源泉になる技術も人材も(まだ)ある」という具体的な事例の発信は、強いメッセージになりうる、ということを再認識する貴重な経験でした。

私も世代の責任を感じつつ、微力ながらではありますが、事例を創出するためのアクション、事例を発信するアクション、そして自分自身も事例となっていけるよう、日々実行を積み重ねていかなければ、と決意するすばらしい機会となりました。

また、来年、この素晴らしいメンバーの方々と、具体的な議論ができるよう現場のコンテンツをしっかりと作り上げていきたいと思います。

継続は力なり。来年の開催を今から楽しみにしています。

プロノバ 代表取締役社長 岡島悦子
| - | 12:21 | - | trackbacks(5) |
MBA受験生に大人気!
楽天でご活躍中のマッキンゼー時代の同僚から

『抜擢される人の人脈力』がMBA受験生に受けています。

エッセイを書くのに、自分の売りを見つける・表現するという話しが、はまっているんですね。
という情報をいただきました。

MBA受験中の方の生声によると以下の通りとのこと。

人脈とはなんぞや、わかりやすい言葉で すっと頭に入ってきました。なるほど、エッセイにも「自分とはなんぞや」 を表現する必要があるので、かなり為になりました。

(中略)

MBA受験仲間に紹介したところ、皆、絶賛しておりました。
ちなみに、ここで言う「エッセイ」とは、MBA受験のために書く「志望動機書」のような小論文のこと。GMATやTOEFL、推薦状など他の要素もあるものの、この「エッセイ」の出来不出来で大方の合否が決まるといえるような重要な要素です。

Harvard は問題数が多いとか、Stanfordはテーマ設定を比較的自由にでき問題数が少ない、とか、多少の差はあるものの、たいていの学校が、以下のような質問に対するエッセイから数問を回答する形式になっています。
 ・なぜMBAで学びたいか、なぜこの学校で学びたいのか

 ・この学校でどのような貢献ができるか

 ・ビジネス上での三大実績は何か、なぜそれが重要か

 ・グローバルにリーダーシップをとった経験は何か

 ・失敗経験と失敗経験から学んだことは何か

 ・倫理的ジレンマの経験は何か

 ・長期・短期のキャリア目標は何か
ご覧頂いておわかりの通り、確かに『抜擢される人の人脈力』の「人脈スパイラル・モデル」の5つのステップの説明と合致している項目が多いのです。  
・自分は何者か=自分のタグは何か

 ・自分はどんな実績とポテンシャル能力を持っているのか=説得力のあるコンテンツは何か

 ・キャリアの志向は何で、どう自己実現し、どのように社会に貢献したいのか=目指す人脈レイヤーの1つ上、2つ上の姿は何か
それもそのはず、MBA受験におけるエッセイとは、そのビジネススクールに自分を抜擢してもらうための「購買支援の説明書」

「自分を合格させたら、現役中も卒業後も、こんなにオトクですよ〜」とアピールするための資料なのです。

もっと現実的には、admissionの担当者が「こんな良い材料があるから、この人を合格にすべきだ!」と推薦してくれるだけの「購買支援情報」を揃えて提出する、というものです。

従って『抜擢される人の人脈力』で書いた、抜擢してもらうためには、「購買支援の発想で、自分の強みや志向を棚卸する」というプロセスを、実践して言語化する作業こそが、「エッセイを書く」ということなのです。

***

ちなみに、私は過去7年くらい、MBA受験をする方たち数名のエッセイ作成のアドバイスをボランティアでしているのですが、例年見受けられる「失敗パターン」というのは、自分の販売促進に走りすぎのパターンです。

「自分を採用して下さい、ぜひ。」というタグばかりが並んでいて、「自分を採用するとなぜお得か」という学校側にとっての購買支援の説明が不足しているパターン。タグはあるけれど、タグを立証するだけの「コンテンツ」が説明しきれていないので、「学校側から客観的に見て、あなたが学校にどう貢献できるのかがわかりにくい」というケースです。

アメリカ人は、自分プレゼンテーション的なことを求められる局面が小さい頃から多いため、「相手目線に立ったら、何を説明すべきか」を自然に考えられる人が多いようです。

従って、例えばHarvard Business Schoolに送られていくる一万通のエッセイの中で、日本人のエッセイは、相対的に「浮かび上がりにくい」と言われ、 合格する800人に選ばれるのがナカナカ難しいという結果になってしまっているようです。

***

「100年に一度の不況」と言われていますが、こういう時期には、ビジネススクールの倍率は、非常に高くなります。

9.11のテロ後の年もそうでしたが、Wall Streetなどから優秀な人材があふれているということや、あまり前向きな成長に資するような仕事がないと思われ、「景気が回復するまで、学校へ避難し、勉強し、将来に備えよう」という"Back to school"という人が、急増するようです。

合格のための競争がますます厳しくなる中で、MBA受験をする方(アメリカの学校に限らずだと思いますが)にとって、『抜擢される人の人脈力』の実践的な自分棚卸ノウハウが、少しでもお役に立てば、本当に嬉しいと思う次第です。

今年欧米のビジネススクール受験をされている方々、そろそろ最終締め切りの学校が多いかと思います。せっかくのチャレンジの機会なので、ぜひがんばってください。

プロノバ 代表取締役 岡島悦子
| - | 18:00 | - | trackbacks(1) |
祝 重版決定!:『抜擢される人の人脈力』
お蔭さまで、『抜擢される人の人脈力』の重版が決定しました!

出版から約1か月での重版決定、ということで、関係者一同とても嬉しく思っています。お買い上げいただいた皆さま、本当にありがとうございました。

【本の反響】

多くの方にお読みいただき、200件以上のブログに取り上げていただいたお蔭で、ネット書店が売れ行き好調でしたが、リアル書店の方も伸びてきているようです。

ブログに加え、多くの知人・友人の方々からも、メールやご丁寧なお手紙をいただきました。

本の中にも御登場いただいた川口より子先生、一橋大学大学院国際企業戦略研究科の石倉洋子教授、ローソン社長の新浪さん、丸善社長の小城さん、マッキンゼー時代の同僚、勉強会メンバーの方々などからも、温かいコメントのお手紙やメールをいただきました(忙しい方ほど、具体的な感想を書いていただける傾向があるのは、学びでした…)

【この本の位置づけ】

いただいたコメントの中で

「30代の前半など、自分のキャリアのもっと早い時期にこの本を読みたかった

「成長意欲のある若手に薦めました」

といってくださる方が多かったのが印象的です。

もちろん、「本の企画構想から出版まで、2年もかけてないで、さっさと出版してくれれば良かったのに…」といったご指摘もありました!そして、「夫に薦められて…」とか「息子にも読ませています」といったメッセージもいただきました。

ということで、いろいろな方からコメントいただくにつれ、私自身は、この本の位置づけを以下のように考えるようになりました。

  相談を受けた時に、相手に「内省を促すために、そっと手渡すギフト本」

活躍している方は、メンターとして頼られたり、成長意欲のある若手が相談に来たり、という経験を沢山されていると思います。

・「これからのキャリアをどうしたらよいでしょうか」

・「自分の適性がどこにあるか迷っているのですが…」

・「もっと成長する機会を得たいと思っているのですが…」

といった具合の、ご相談です。

私もよくご相談を受けるわけですが、ご相談を受けながら、「答えは自分の中にあるのでは?」と思うことが よくあります。この本が、そんな時に手渡される本として、読み継がれていく本になれば…、とひそかに思っている次第です。

この本は、読み進めながら、自分のブランディング・人脈・キャリアの志向を、自分自身で棚卸をできるような「しかけ」となっています。ギフト本を受け取った方がご自身でセルフチェックしていただく「きっかけ」になれば、嬉しく思う次第です。

ご購入いただいたみなさま、そして、ステキな書評やコメントを下さったみなさま、本当にありがとうございました。

プロノバ 代表取締役 岡島悦子
| - | 11:27 | - | trackbacks(1) |
書評のご紹介13:小飼弾さん「404 Blog Not Found」より
ご存知、超大物アルファブロガーの小飼弾さんが、404 Blog Not Foundで、『抜擢される人の人脈力』の書評を書いてくださいました。

私自身は、ブログはよく拝見しているものの、小飼さんには面識がなく、前のエントリーに書かせていただいている渡辺千賀さんコネクションで御願いしてみた訳なのです。

影響力の巨大なブログに、取り上げていただき、かつ、とても丁寧に読み込んでいただいた書評をお書きいただいていて、飛び上がるくらい嬉しいです。

おかげさまで、アマゾンでランキングも24位まであがってまいりました…
404 Blog Not Found

カネよりコネの時代に - 書評 - 抜擢される人の人脈力
より抜粋

いささか気恥ずかしいが、今まで私自身が取ってきた行動が、つぶさに視覚化され、てきぱきと系統化され、あざやかに文字化されたような一冊。人脈本は決して少なくないが、その中ではもっとも「やっぱりこれでよかった」感が強い。

(中略)

私自身、自著でこう述べた。

「弾言」 P. 155

弾言します。コネこそカネなのです。

訂正、いや追補させていただく。今やこれすら弾言として弱い。ここまで弾言してしまおう。

コネでカネを作ることは出来るが、カネでコネを作ることは出来ない。 コネの方が、実は重要なのだ。

そんなコネの作り方を述べたのが本書であるが、実に意図的かつ自然である。

(中略)

この人脈スパイラルを起こすのが、目次にもある5つのステップであるが、ステップだけあって順番が実に重要である。各ステップの項目に関しては、おそらく誰でも「あたりまえだよ」と感じると思われるであろうが、私が見るにこのステップの順序を勘違いしているがために「コネが育たない」人が実に多い。

その中でも、最重要なのは「自分にタグを付ける」が最初に来ていることである。

そう。「コンテンツをつくる」、すなわち「中身をともなう」より先なのだ。

おそらく日本人の人脈に関する勘違いで最も多いのは、「中身がともなえば人脈は向こうからやってくる」という思い込みであろう。著者は第二章の冒頭でそれに「白馬の王子様症候群」と名付け、真っ先に切っている。

(中略)

それを具体的にどうするかはちかちゃんもいう通り本書をご覧いただくとして、例によってこの分野でも「天才は自分のやっていることをいちいち技化したりしない」ということが成り立つ。同じ技でも天才は人に教えられることなく、無意識でこれらの技を実行してしまう。だからこそ本書のようなアナリシスが役に立つ。この点に関しては私も「天才型」で、著者のような人に指摘されてはじめて「あ、そういえばそうだった」と気がつく始末である。

確かに、小飼さんのように「自然に」人脈構築ができる「天才型」の人は、無意識のうちに人脈スパイラル・モデルを回す、といったことをやっているはず。これは、いわば「アート」の世界ですね。

このアートを、何とか再現性のあるプロセスに落とし込もうとしたのが本書です。「秀才型」の積み上げ型で人脈構築をする方が、どこまでこの「アートの域」に近づけるか、というのはチャレンジだと思うのですが、今後もいろいろな「天才」を観察しながら、モデルをバージョンアップしていければと思っています。

実にいい意味でマッキンゼー的な本書であるが、マッキンゼー的な弱点が実は一つある。

それは、逆境対策の欠如。人脈というのは追い風のときには「5つのステップ」にそれほどこだわらなくとも結構出来てしまうものだが(「白馬の王子様症候群」はその裏返しでもある)、逆境の時には波打ち際に書いた砂絵のごとくなくなってしまうものでもある。「金の切れ目が縁の切れ目」などという言葉もあるではないか。

私に言わせれば、逆境に洗われて残ったものこそ、人脈として扱うに足りるものである。この「洗い」を経ていない「コネ」を人脈にカウントしてしまうと、困った時に泣きっ面にハチになるので二重に痛い思いをする。

しかし、本書に限って言えばこの指摘の欠如は、むしろ「知らないものは書けません」という著者の誠実さとして感じられた。確かに著者の経歴を伺う限り、「逆境で人脈が磨かれた」機会がそれほどあったようには見受けられない。下手に他者の経験を引用して演繹するよりも、書かずに済ませてしまうのも執筆術の一つである。確かに「大きくなりすぎたコネをどうしたものか」というのは贅沢な悩みなのだし、贅沢な悩みゆえに後回しにしてもよい。

それでも実のところ、私が一番知りたいのは「人脈の築き方」より「人脈の剪定」(connection pruning)なのだが、かくいう私もこと人脈に関して言えば「なにもせずに済ませ」てきた。「人脈は死なず。ただ忘れ去られるのみ」というわけである。あまりに増えたコネがそれを強いて来たところがあるが、逆にこのことは「コネ持ちに対してコネ無しがどうふるまうべきか」も教えてくれる。

まさに「人脈の剪定」については、私も本当に悩ましいと思っています。

1日24時間という限られた時間の中で、どんな基準で依頼や誘いを選別するのか、優先順位をどうつけるのかについては、私も今現在、正解を持っていない状況です。

多くの人脈を持っている人は、経験値に裏打ちされた「人脈剪定フィルター」が体内化されているのではないかと思っており、そういった意味では、今の私の答えは「直感に従う」ということなのではないか、と思ってはいるのですが、この辺は、もう少し考えてみたいなと思っています。

それが、「コネループ」である。私がここででっちあげた言葉だ。著者はこれの活用が実に上手である。著者のblogを見てみよう。これほど充実した「逆書評」が今まであっただろうか。

ここまでされたら、コネを放置できない。忘れられない。

かくして、私も上手に著者の人脈に取り込まれたわけである。

前述のとおり、人脈に関する本は今や少なくない。しかし、著者ほど言行一致を簡単に検証できる書き手は今のところそうはいないだろう。数ある類書の中で本書を推す次第である。

ありがとうございます!

「逆書評」も、さすがにそろそろ読者の方にとっては、そろそろお腹いっぱいなんではないか、という話もあるのですが、親しい方や、書評を書いてほしいなぁと「熱望」していた方々が、書いてくださるのが嬉しく、書き続けてしまっております…。

小飼さん、すばらしい書評、本当にありがとうございました。

そして、またまた、スゴイ渡辺千賀さんに大感謝。本当にありがとう!

プロノバ 代表取締役 岡島悦子
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なぜあの人にだけチャンスが来るのか?『抜擢される人の人脈力』
プロフィール

三菱商事、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、2002年、グロービス・グループの経営人材紹介サービス会社であるグロービス・マネジメント・バンク事業立上げに参画。 2005年より代表取締役。2007年独立、プロノバ設立、同、代表取締役就任。

グロービス フェロー、グロービス経営大学院客員教授、経営共創基盤 アドバイザー

総務省 「ICTベンチャーの人材確保の在り方に関する研究会」委員。内閣府「地域力再生機構研究会」委員。ダボス会議運営の世界経済フォーラムから「Young Global Leader 2007」に選出される。

筑波大学国際関係学類卒業。       ハーバード大学経営大学院修士課程修了(MBA)

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